君と過ごした時間は 一秒も忘れない
この心が この感情が
君の名前を呼んでるよ
一つまた季節が 過ぎ去ろうとしているけど
話せなくて もどかしくて
淋しさに負けそうで
感じてる想いは 言葉なんかに出せなくて
違う道を進む君に 何も伝えられなかった
一人じゃ抱えきれない 愛しさがなんか怖い
君と過ごせる今が このまま続けばなんて
優しいその笑顔 揺れ動くこの心
渡すはずの手紙 ずっと握りしめたまま
桜の花が二人の色を変えて
強がりだけ膨らんだまま 手を振る度また
泣きそうになるよ
君と過ごした時間は 一秒も忘れない
この心が この感情が
君の名前を呼んでるよ
一人きりの部屋で 下を向いて 膝を抱え
小さな窓 開けて少し ため息を逃がした
感じてる想いは もう言葉にも出せなくて
もっと強く君の事を
焼き付けていれば良かった
日記に挿すしおり 机に置いたボタン
欲張りすぎた時間 一つ一つ覚えてる
夜の空に響く 懐かしいこのメロディ
ただ近くにいれば それだけで幸せだった
泪も枯れる程 泣き明かしたなら
この痛みも この淋しさも
乗り越えてゆけると思ってたのに
届かない想いの悔しさはそうきっと
他の誰かじゃ埋められない
君を捜し続けてるよ
辛い事だけじゃないよ 大切なものは全て
この胸の奥 いつまでもね 輝き続ける
流した泪もきっと いつか宝物になる
私の道はまだ 続いているから
セピア色に染まる心のフォトグラフ
誰かを好きになる事が
こんなに辛いなんて思わなかった
君と過ごした時間は 一秒も忘れない
この心が この感情が
君の名前を呼んでるよ
桜の花が二人の色を変えて
強がりだけ膨らんだまま 手を振る度また
泣きそうになるよ
届かない想いは ほら形を変えてく
君を好きでいたこの日々が
心に在り続けるから
Treasure was written by 重永亮介 (Ryousuke Shigenaga).