真夏の蝶番 (Manatsu no Choutsugai)

[佐藤千亜妃「真夏の蝶番」歌詞]

[Verse 1]
大体素振りでんん、わかる
だんだん冷めてく青い熱
息もできないまま今年も夏が来て
時間だけがそう過ぎてゆくからほら

[Pre-Chorus]
愛想笑いがやけにやたら板について
自分自身誰かわからなくなる
例えばその話どこにいても同じなんだ
ここに君がいないなら

[Chorus]
真夏の夜の夢の中で
戯言を吐いて願っている
もう一度もう一度
君に会いたくて
確かなものなどは何も
もらえないのだとしてもいいよ
もう二度ともう二度と
夢よ覚めないで

[Verse 2]
線香花火が咲いて
そっと落ちて消えてしまっても
残像だけずっと目の奥の方で
光り続けて消えてくれないほら

[Pre-Chorus]
いつも記憶は不確かな何かに縋り
都合よく日々を美化してくけど
きっといつかはメッキ剥がれてく理想論
悔やんでも仕方ないのに

[Chorus]
言えなかった言葉だけが
今の私を作っている
あとがきに書かせてよ
あれは最後のミステイク
幸せになる方法を
君に教えてあげたかった
愛以上恋未満
真夏の蝶番
選べなかった未来ごと
胸に秘めて生きていいですか
同じ身体寄せ合った
無邪気なままのシルエット
幸せになる方法を
他の人とみつけたのならば
君だけは忘れてよ
夢から目覚めて