猿芝居 (Sarushibai)

[なとり「猿芝居」歌詞]

[Verse 1]
往生しようぜ, この浮世を何千里
雨晒しで勘繰り, 甘酸っぱいばっかのアイロニー
微動だにすらしない
どうせ, この日々は忙しない
ちょゐと絡まり合った, 手と手と手
現せよ, その声で

[Chorus]
あゝ 遊び遊ばせて, 手の鳴る方へ
浅ましい, 姦しい 喧しい
もう, 泣きっ面に蜂 逃げ場もなくて
ほうら, この夜は空騒ぎ

[Verse 2]
想像したって, この浮世は三千里
空回りの毎日 疑って, 焦っては 怠惰に
哀楽は日々, 忙しい そぞろに吹くは青嵐
はんなり, 見つめあった 目と目と目
あの人は恋敵?

[Pre-Chorus]
混じり合えないふたり
この, 散々な浮世に身を任せたらば
もう, 左様なら 知らない街でまた出逢いましょう

[Chorus]
あゝ 遊び遊ばせて 手の鳴る方へ
見惚れて, 射止めて 恋ごころ
花びら, はらひらり また, ふたつ
法螺, あの人も嘘つき?

[Guitar Solo]

[Chorus]
あゝ 遊び遊ばせて 手の鳴る方へ
浅ましい, 姦しい 喧しい
もう, 飲み干せ 飽くまで, 果てるまで
なんせ, この夜は寂しがり
あゝ 間抜けな醜態だ, 金輪際の左様なら
求め合うほどに罪深き
もう, 飲み干せ 飽くまで, 果てるまで
なんせ, この世は寂しがり

[Outro]
あゝ 遊び遊ばせて, 手の鳴る方へ
この世は猿芝居