[卯花ロ「怨むよ、レイトサマー (ft. 初音ミク)」歌詞]
窓辺 もたれて生温い
風が髪を揺らした
地球は今日も高熱だ
チャイムが鳴る度小さく舌打ち
時よ止まれと夢想はサラサラ散っていく
もう逃げ出したいな 逃げられないな
大人になりたくないな
生まれた時に施された呪いのようだった
この乾いた喉も 垂れる汗も
最後の夏のせいだ
蛙鳴蝉噪は遠ざかり蜩かなかなの声
進路調査の紙には絵空事
迷子の答え合わせ
あーもう嫌になるな
背もたれにもたれ吐いたため息
天色の空 割く飛行機雲
髪を束ねて気怠げな顔をした
何者にでもなれる気がしていた
過去の自分はね 烏合とカラカラ枯れていく
あーすればよかった できず終わった
幾度も繰り返してた
遡及ができればなんて
願うことは罪ですか?
いっせーのーせで飛び込む
跳ねる飛沫 最後の夏のせいだ!
雨みたいだと水面で浮かんで笑ってた
制服が纏わりつく 透ける肌
藍染の空見つめ
あー怒られるかな
でも戻さなくていいなんて思えた
正論なんてゴミでポイだ
底浅き願いも 垂れる愚痴も
最後の夏のせいだ!!
短命戦争は他所様でどうぞご自由に
きっと心の底ではわかってる
アイ・アム・空想少女
あーこんな時間だ
背伸びをして減らず口を叩いた
叫んだ
怨むよ、レイトサマー (Uramu yo, Late Summer) was written by 卯花ロク (Ukaroku).
怨むよ、レイトサマー (Uramu yo, Late Summer) was produced by 卯花ロク (Ukaroku).
卯花ロク (Ukaroku) released 怨むよ、レイトサマー (Uramu yo, Late Summer) on Thu Jul 16 2020.