雨音

この雨が止めば全てが終わる　花も太陽に向けて顔出す
べらぼうに人は語らない　目指すものなら遥か彼方に
傘も差さずに夢を見るのに皮肉なモンで腕を知る歳
携えた傷だらけの才能　叩きすぎたパッドにTRITON
誰のためでもなく　日の目も浴びず影でもがく
いつの間にか膝下まで浸かる土砂降りの夜に人知れず唄う
肩を伝う雫に問い掛ける　雲の切れ間追い駆ける
この命は未だに果てがない　心配ない　止まない雨はない

※
Sing in the rain
(いつもの調子で過ぎていく時の行進)
まだ旅の途中　雨に打たれ唄う
この空の向こうに

ねぇ手を離して　今は書き綴るこの話の語りべ
次のページは君の話をしよう　あの日の夜やその他いろいろ
欲を言うならずっとこのまま　嘘みたいに弾け飛ぶんだ言葉が
愛を摘んでデコレートした花束　受け取ってくれないか?　ってまさかな
甚だしいのは百も承知　命を捧げようか　2pacのように
壮大なキャンパス埋める落書きというメッセージ　もう逃さない決定機
こんな思いを今日も乗せるビート　君はまたも聴いてる素振りを
この便は未だに宛てがない　心配ない　止まない雨はない

※Repeat

エンドレスで降り続く雨　温くもゆっくり紡ぐ風
似ても似つかない明日の空模様　期待して待つ街の野良のよう
今の俺には太陽は眩しいが　いつか離した手が掴み取るフリーダム
求めちゃいるけどその先が怖い　立ち止まれば目を開けるそんな明日もない
あと少し　あと少しだけ　せめて星が消えるその時まで
戻る気はないさ　もう手遅れ　何も言わず見守っておくれ
もしもまた会える日が来たら　一目散に抱きに行くから
君に愛想尽かした訳じゃない　心配ない　止まない雨はない

※Repeat