Starstorm

夜明けの風は身に凍み
吐く息は白く
行く宛もまだ決めずに
この地を踏みしめて

草木は既に枯れ果て
孤独には慣れた
灯火のような残像に
意識は遠のいて

眩しすぎる光の中で今も

あの空に散らばった欠片を
かき集めながら進む
あの日交わした約束はまだ
果たせていないけれど

身体の酸素は薄くなり
吐く息は途切れ
この世はもう終わりだと
星たちが囁く

眩しすぎた記憶の中で今は

あの空に刻んだ傷跡を
指でなぞりながら笑う
あの日最後に見た輝きを
忘れることはないだろう

あの空に散らばった欠片を
かき集めながら進む
あの日交わした約束を今
果たしに行くのさ