シオン (SHION)

[紫咲シオン「シオン」歌詞]

[Verse 1]
真っ赤な夕空青くなる星
心臓を焦がして冷めない温度
半端に零した声の残響と
半端に混ざった花の色

[Verse 2]
きっと立ち止まって芽を伸ばしたって
咲いた瞬間散ってしまうのでしょう
いっそそれも素敵な景色なんだって
きっとそんなふうに 思えたらよかったって

[Pre-Chorus]
言えない 言えない
「さよなら」なんて

[Chorus]
まだ言えないまま魔法が解けていく
バラバラになって花になって 風に溶けていく
手を振れないまま黙って立っている
私を忘れてすぐに

[Verse 3]
伝えたい思いを声に出したって
こんな言葉なんで言えないんだろう
大事に思ってしまうからずっと
大切なことが伝わらないんじゃないかって

[Pre-Chorus]
知らない 知らない
知りたくも

[Chorus]
ないことばっかで胸が裂けていく
ズタズタになって怖いくらいに愛しくなっていく
手も触れないまま不確かにしてしまう
ごめんねごめんね

[Bridge]
いつか時間が経ってみたら なんでもないって顔して
寂しさも痛みすらも 抜け落ちて過去になる
いつしかそんな日が そんな時が来るのなら
だったら今は (だったら今は)

[Chorus]
どうしようもないくらい君を想っている
思い出になんてなんないくらい 君でできている
ずっと気づいてた気づいてしまったんだ
「忘れて」なんてね 嘘だ
愛しさが胸を焦がしていく
傷になったって覚えていて 忘れないでいて
もう言えないから 今、喉を伝う
笑ってまた会おうさよなら

[Outro]
さよなら