[山口美央子「さても天晴 夢桜」歌詞]
[ヴァース 1]
真っ赤に熟れてる ほおずき ひとつ
あなたの背中に 入れてみた
金襴緞子の 向こうに揺れる
恋路の行方を かすめみる
人目を忍んで こうして二人
手の平合せて 隠れ雲
いつとは知れなや 追手の風に
吹かれて仰いだ 夢桜
[コーラス]
花が咲いたよ この世の花が
宵の晴れ間に 見渡すかぎりに
どうせ散るなら 浮世の習い
うかれうかれて さても天晴に
天晴に
天晴に
[ヴァース 2]
ぽとりと落とした かんざし ひとつ
あなたの背中に 戯れて
だらりの帯から のぞいた小路
笑った拍子に 片えくぼ
夕暮燃え立つ 二人の影は
墨染め絵模様 恋枕
愛しいあなたの 腕の中で
描いた闇夜に 夢桜
[コーラス]
花が咲いたよ この世の花が
問わず語りに 聞かせてやろうか
どうせ散るなら 浮世の習い
うかれうかれて さても天晴に
天晴に
天晴に
[アウトロ]
花が咲いたよ この世の花が
宵の晴れ間に 見渡すかぎりに
どうせ散るなら 浮世の習い
うかれうかれて さても天晴に
天晴に
天晴に