気球 | Balloon

[Verse 1]
何千機もの気球がゆっくりと地上を離れていく
虹色の荒野年老いたぼくらがいた
植物も思い出もかたちをとどめないよ

[Verse 2]
ここは最後の国
ぼくらは孤独なアインシュタイン
互いの声　耳も貸さず
もうすぐおしまいだと
誰もが信じていたけど

[Verse 3]
ここはおじいちゃんとおばあちゃんの国
それはただのながい幼年期みたい
トンネル抜ければそこはまた大きなトンネルのなか
いつから列はここでつっかえていたのか

[Chorus]
眼を閉じ　耳を塞ぐ
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誰かの温度も忘れた
迷走するボロい機械
それでも歯車は
チクタク回転している

[Verse 4]
金属の粉振りまいて
チクタク回転している

[Chorus]
眼を閉じ　耳を塞ぐ
ぼくらは孤独なアインシュタイン
震える夜の闇に
これは、はじまりかも
ただただ気配がしている

[Verse 5]
とっくに無視はできないよ
あなたは孤独なアインシュタイン
空想する春のマシン
これははじまりだよ！
ここは歴史のまんなかさ
ここは歴史のまんなかさ
チクタク回転している