プロトタイプ (Prototype)

[Aira 「プロトタイプ」 歌詞]

[Verse 1]
あっという間の空虚
裂けた心に触れて欲しい
わたしの代わりだらけの世界は
もう嫌だ

[Pre-Chorus]
Plastic な記憶に囚われて
Dramatic に憧れて天使を恨む

[Chorus]
わたし何もかもが足りなくって不完全なの
使い捨ての体は愛されなくて
誰でもいいのわたしの目を見つめて欲しいの
それは所詮夢物語

[Verse 2]
喜劇も悲劇もいらない
独り占めじゃなくてもいい
涙は溢れてきて
ぼやけた視界に逃亡する

[Chorus]
わたし何もかもが足りなくって不完全なの
秘密の無い体は果てなくつまらない
誰かの影にいることさえも許されなくて
思い馳せた空へ旅立つ

[Bridge]
試作品の一つでしかないわたしは
何番目かもわからない自分を愛せない
綺麗で完成された人間に生まれたかった
でももうそんな願いは叶わない
やけに風通しのいい無色の部屋から
飛ばした一つの紙飛行機が
私が存在してもいい世界に
辿り着くことができたら
もうさよならをしよう

[Chorus]
やっと鐘が鳴って空は沈んで呼吸が止まる
ねえ何もかもが足りなくって不完全でしょ？
使い捨ての体だから愛さないで
誰でもいいの わたしじゃなくても変わらないよ
祝福のない命が消える
次はわたしに夢を見せて