​no title

気づけば あの日々の言葉
忘れて全部 夜になる
いつでも 思い返しては
気づけずにいる 朝になる

噛んで砕けた 苦い記憶に
空を読んで過ごした
あの季節とはさよなら

どんな時でも ひとりぼっちも
ずっと失くさないよに
そしたらまた ねえ出逢えるかな

せめても あの時の笑顔
透明なまま 消えてくなら
もがいて このままでずっと
ここにいる 黒く潰して

飲んで眩んだ 甘い記憶に
最後はまたここから
霞む景色は巡って

夢の中でも はなればなれも
きっと離すことなく
ふたりだけの ねえ色は 空へ