ナモナキヒト (Namonaki Hito) by ​amazarashi
ナモナキヒト (Namonaki Hito) by ​amazarashi

ナモナキヒト (Namonaki Hito)

​amazarashi * Track #4 On ラブソング (Love Song)

ナモナキヒト (Namonaki Hito) Lyrics

一人の夜の寂しさを 言い訳にしてみても 傷つける為の言葉は 空しくなるだけ それでも
心に穴が空いて そこに流れ込んだ泥水は 全部吐き出さなきゃ 苦しくても吐き出さなきゃ

上手くいかないときは 何をやっても駄目で
駄目だ駄目だって思ってりゃ 上手くいくもんもいかないよな
カーテンの隙間から 朝日が急かしやがるんだ
もう出掛ける時間だよ しょうがない出掛けるか

名も無き僕 名も無き君 何者にもなれない僕達が
ぼろぼろに疲れ 流れ着いた街で たった今すれ違ったのだ
それを 出会いと呼ぶには つかの間過ぎたのだが
名前を付けてくれないか こんな傷だらけの生き方に

誰かが君の事を 悪く言っていたとしても 大丈夫 人の生き方は 良い悪いではないのだ
目の前の分かれ道の 選択に悩みこそすれど それを不正解と言ってしまう選択こそ 最も不正解なのだ

上手く行かない時は 人のせいにしそうなもんで
それを自分のせいにしてる 君は優しすぎるから
駅のホームでも ため息さえ飲み込んで
息を詰まらせているのは 全く君らしいよ

名も無き僕 名も無き君 何者にもなれない僕達が
ぼろぼろに疲れ 流れ着いた街で たった今すれ違ったのだ
それを 運命と呼ぶには ありふれていたのだが
名前を付けてあげるのだ その傷だらけの生き方に

人知れず流した涙 隠していた悔しさ 名付けられる事無い 詠み人知らずの悲しみ
ビルの風に舞い上がり 路地の隅に吹き溜まる 始めから無かったみたいに忘れるか
僕達の名も無き悲しみは 今こそ讃えて然るべきだ
僕達の名も無き悲しみは 君に見つけられるのを待っている

名も無き僕 名も無き君 何者にもなれない僕達が
ぼろぼろに疲れ 流れ着いた街で たった今すれ違ったのだ
それを 必然と呼ぶには 瑣末過ぎたのだが
今こそ 名前を呼び合うのだ この傷だらけの生き方の
名も無き人

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