Mum

[雄之助「Mum」歌詞]

[Verse 1]
踵返し夏は溶け
手を引く影
畦道　日暮れの道
優しい笑顔の

[Verse 2]
夢路は遠く果て
遥か唄の底
水に横たう手持ち花火が
今沈んでった
土へと還るみたいに

[Verse 3]
残るのなら
記憶だけじゃ嫌だと
沙汰止んだ願い事
石の下に

[Chorus]
思い出す涙をそっと拭い
舐めた温度は暑いまま
いくら泣いても冷めないままで
咲いた台詞が
いつまでも浮かぶよ

[Verse 4]
神の投げたサイコロ
でたらめでたらめ
信じられない
後悔など遅すぎて
ねえ、今でも

[Verse 5]
刹那の通り雨
赤に尽くす空
飛んでいけない千羽の鳥が
措く能わずに
さよならを鳴らし続ける
草木で擦りむけるぐらい
傷つきやすくても
虫に怯えて叫んでみても
山彦はもう
声を返さないね

[Bridge]
青葉の先へ送り出す
川の光

[Chorus]
思い出す涙をそっと拭い
舐めた温度は暑いまま
いくら泣いても冷めないままで
咲いた台詞が
いつまでも浮かぶよ

[Outro]
それじゃそれじゃまたね
ここで会いましょ
いつもの道で待ち合わせ
ああ
それじゃそれじゃまたね
必ず来るよ
来年もまたね
ばいばい