まわる記憶の中で私は
不思議な物語の夢を見た
繰られた その足は もつれて動けない
次に誰が 訪れる それもわからずに
きっといつか 生まれ変れる それだけを信じて
涙もなく 言葉もなく 倒れこんだまま
その姿 小さくて 箱の中だけじゃ
気付かず どれだけの時を…?
目覚めた私の胸の中は
砕けた後の様な痛みを
もう後に引けない 何かか絡んだ
この物語にはまだ続きがあるはず
待ちに待った この人形 出番がやって来た
ホコリの中 取り上げた 一人の老婆は
何も言わず これまでの 全てを見ていたの
微笑んだら そこら中 光が包んだ
恐いほど 美しく 生まれ変わった
瞳に すい込まれてゆく…
今夜魔法で幸せになる
誰もか信じた幼い頃
暗闇の中の自分がこんなに
弱いこの心を大きくしてたのかな?
気付かず どれだけの時を…?
まわる記憶の中で私は
不思義な物語の夢を見た
目覚めた私の胸の中は
砕けた後の様な痛みを
もう 後に引けない 何かが絡んだ
この物語には この物語は まだ続きがあるはず