編曲:煮ル果実
相も変わらず信じちゃいないね
誰も彼も寄生虫みたいで
されど耐えりゃ金がたらふく入って
この暮らしから抜け出せる訳じゃない
僕は端から信じちゃいないね
そう言える事に酔っていたいね
時計の針が動かない僕を見てる
馬鹿に付ける薬などないね
壊れたものは二度と戻んねえ
それなのに匿名医師様は僕を
治す気もない怠け者だって言うんだ
明日は我が身と思いたくないね
神様のおやつにされるなんて
真っ平御免だって叫ぶが
頭上から手が伸びて来てる
幼い頃の夢を観ては
不安を口にしてさ
赤ん坊みたいに暴れてたら
お迎えが来た
偽の温もり縋る
Dirty baby, dirty baby
いつ迄 いつ迄
僕は僕を無理に引き摺って
生きてくんだろう
Dirty baby, dirty baby
「後悔は無いように」
その言葉の重みは
少しずつこの体を潰していくの
まるで紙の様になった気分だ
飲み込んで消化前の
胃袋みたいな部屋
僕の息 漏れるまで
静かだったんだと気付く
手を握る手もあって
眼を見詰める眼もあって
耳は何に使うの また
音から逃げてしまうの
違う もう背負いたくないだけ
秒針から眼を背けていたいだけ
Let me alone
その手で蓋して
賽を振れても目を見る勇気が出ない
Let me alone
誰か終わらせて
撫で回して また躾てよ
目立たない痣 出来るまで
相も変わらず信じてないの?
寄生虫はね己ではないの?
金が入れば耐えられますか?
この生活は僕を離さない
僕は端から信じてたんだ
信じない振りする事に酔って
あと幾許年経てば僕は
思い描いてた理想の自分に成れる?
Dirty baby, Dirty baby
いつ迄 いつ迄?
僕は僕の首を絞めて
生きてくんでしょう
教えてよ
Let me alone
その手で蓋して
賽を振れても目を見る勇気が出ない
Let me alone
誰か終わらせて
なぶってはね また癒してよ
痛まない傷 消えるまで