[ermhoi「蟹」歌詞] 砂浜に足を沈めた そこは冷たく湿って 小さなカニたちがほぐしたあとは 柔らかかった質感も 今では液体のようで 足が冷えていく しばらくして私は奥深く引っ張られ 今はもう砂の中だ水の中だ 少しずつ光が見えるように 少しずつ息ができるように 待ちましょう 待ちましょう ああ彼らはなんにも知らない ただ生きるための横歩きを続け カニたちに救われた幾千もの命 奪われた幾干もの命 私が踏みつけた幾千もの命