航海の唄 (Koukai no Uta / About a Voyage)

[さユり「航海の唄」歌詞]

[Verse 1]
手にしたい光がある君は今
寄る辺も無くひとりで岐路に立つ
もう後戻りできぬように, と今
横切る不安を殺して帰路を断つ

[Pre-Chorus]
失いがたい光だった
優しい易しい あいだった
それでも, 君は行くんだろ
足りないものは足りないままで構わないよ
今から探しにいこう

[Chorus]
強さは要らない 何も持って無くていい
信じるそれだけでいい
この先でどんな痛みが襲っても
それだけが君を救うだろう
さぁ 臆せず 歩き出せ

[Verse 2]
印は無い一生を"今日"という瞬間に切り分けて
一歩に息を吹き込んでいる
醜さも晒しながら静かにめくりめく日常に
理想に身を焦がす

[Pre-Chorus]
ねぇ目を閉じて 心を聞いて
見つめた願い今もまだ歌い続けてる 月の下
立ち向かう足が震えていたって間違いじゃない
迷っても逃げたくはない

[Chorus]
選んだ未来は誰も知らない夜を縫い
彷徨う君だけの海
無傷では何も勝ち取れないと知って
動き出した呼吸を捉えたよ
まだ 明日に届かなくても

[Bridge]
破れた地図の先を記し始めた 海の真ん中
正解なんて無いね
分かっていても痛むもの
ねぇ, 多くを望んでる?
いるわけじゃない
ただ無くせないもの一つ守るために
新しい扉の先 船は進んでく

[Chorus]
強さは要らない 何も持って無くていい 信じるそれだけでいい
この先でどんな痛みが襲ってもそれだけが君を救うだろう
さぁ 心音が震える方角へ
臆せず 歩き出せ