[Verce 1: Mummy-D]
物真似 猿真似だって
ずっと言われてきたぜ
何度だって
それが物真似 猿真似なのか
どうか証明してやるぜ
何度だってな
Can't stop this
Now, you can't stop this evolution
Can't stop this
Nobody can't stop this confusion
Blahhhh!!!!
[Verce 2:Mummy-D]
Yo!
この「Yo!」ってのが苦手ですか?
ならばYeah!
この「Yeah!」てのもダメでしょう?
とすれば「Checkしときな!」
などは
言わずもがなでありましょうが
「Checkしときな!」
いや、Checkして頂きましょう
私、MとU MとM YとD
この孤島じゃ言わずと知れた
言語学者かつ語り部
常に
ああでもないがこうでもない、
じゃどうすりゃいいんだ?
(あ”あ”あ”あ”あ”!)
などともがくばかりで
ままならぬエブリデイ
ここは
ハイリスク・ローリターンな
音のPlayground
(What?)
決して報われることのない
スキルのGraveyard
(What?)
かもと知りつつ止むに止まれず
握ったマイクロフォンは
損か得かだけで動く
お前には奪えやしないんだ
たとえNYに弾かれても
LAになじられても
TYOに裏切られても
それがどうした?
今は生き抜け じきに突き抜ける
その銃に込めた自由で
すべてのBlueを撃ちぬけ
Bang!
[Hook]
海の向こうに憧れた極東のキッズ
イビツな進化遂げてきた
このFlowとBeats
(味わいな)
Can't stop this
You can't stop this evolution
Can't stop this
Nobody can't stop this confusion
Blahhhh!!!!
[Verce 3:宇多丸]
Mr.池上彰ばりに言う
「またそこからですか……」
あふれ返る半可通に
「またそこからですか……」
何度講義してもスルーで
「また初歩からですか……」
苦笑い混じりで言う
「アタマはカラですか……?」
Uh 果たして何が至らないのか
さもければヤツら
マジでオツムが足らないのか?
したり顔の根拠はただ
「“らしさ”こそ“正しさ”」
たぶんご存じないのか
その「らしさ」の疑わしさ
なんせ
遥か太古からの輸入文化大国
ま、どこの国もそんなもんで
大部分がおあいこな
ごちゃ混ぜの遺伝子併せ持つ
異形のキメラ
自分らだけ違うと思ってないか?
そこの君ら
「本場もんの完コピ」でも
「本場もんとは別もん」でも
「ひとこと言ったった!」
気にはなれる稚拙な愚問
繰り返してるだけじゃ
何も生み出せはしないのさ
元の「らしさ」からは
常にハミ出すしかないのさ
そんなスキマにこそ
海を越えてタネが根づく
ここの土地とここの水に合う
新種が芽吹く
……なんてレベルの授業は
これで最後にしたいぜ
なんでかって
あと少しでまた次の時代
[Hook]
[Verce 4:Mummy-D]
なに かと いえば
なぜ きみ らが Hip Hop?
なに かと いえば
なぜ やつ らの Hip Hop?
おれら から すりゃ
なぜ よそ もの ごと きが
つべ こべ かた るか
おれ らの Hip Hop?
またピーチクパーチク
うっせー小鳥のさえずり
にまたピーチクパーチク
うっせー小鳥のさえずり返し
Slow down
My man my baby slow down
(Down)
時代は巡るぜ
Like a merry-go-round
(Round)
昨日のヘイターは明日のNo.1ファン
So we got to be (strong!)
Got to be (stronger!)
そうさ
未だに俺らはマイノリティー
だが今や弱者とは言えないぜ?
若手はどいつもハイクオリティーさ
レジェンドだって負けらんないぜ?
君は違う (何か違う)
何が違う? (何かが違う)
その違いを誇れ異端児たち
黙らせろあのアンチたち
Blahhhh!!!!
ガラパゴス (Galapagos) was written by Mummy-D & 宇多丸 (Utamaru).
ガラパゴス (Galapagos) was produced by BACHLOGIC.
Rhymester released ガラパゴス (Galapagos) on Wed Jul 29 2015.