​fluindo

ざわめく風　木陰から覗く夢
わたしの目　またたく午後の岸辺

さらら　さらら　川流れて　ゆく　ゆく
ゆら　ゆら　小枝揺れて　どこ　ゆく？

ふわり　ふわり　蝶の羽根は誘うよ
鳥たち　歌いだす春の庭へ

ほら　ひだまりのにおいに寝転んだら
遠い雲　いつか見た空になる

忘れ物を探すのは明日にして
花のベッドにつつまれたら

遠くささやく梢　呼んでる

さざめいた風　わたしの胸の奥で
春告げて　未来までつれてって

ながれる水は　気まぐれなメロディで
わたしの心　浮き立たせるみたい

憧れたのはあの色
きらめく碧の森すべて
見わたす木々たちの声
いつも会えるの