[羽生まゐご「抜刀」歌詞]
今剣を抜くより今日は泣いてしまえ
鞘の外には誰も居ないから
貴方に向けた剣は胸の中で
痛いだけ
ぽつり夕立を食らった
此処に帰る傘はないんだ
ふたりで嵐を待った
どこへ行こうか 探してんだ
ぽつり「もう大丈夫」って言った
これはただの雨じゃないんだ
だから待ってくれないんだ
祭囃子と夏を絶つ剣に
花が落ちて傘が泣いたら
どうか空に月をください
怖くなった私へ
今剣を抜くより今日は泣いてしまえ
そうやって夜を超えてきたんだろう
歩みをやめた捨身の構えなら
辛いから
胸の痛いの痛いの
板についちゃだめよ私
早く気づいて気づいて
堪えたって溢れてった
ぽつり「もう帰ろうよ」って言った
祭囃子、雨が止んだ
そうか言ってくれないんだ
ぽつりぽつりと瞼を打つより
鞘を捨てて強くなれたら
仰げ、空に月が綺麗だ
一生分の貴方へと
刀を抜け
今だ行け隙あり
今日は負けられない
息を止めたの 足の震えも
夜道を歩く背中目掛けて切る
痛いかな 痛いよな
仰げ、空に月が綺麗だ
抜刀 (Battou) was written by 羽生まゐご (Hanyuu Maigo).
抜刀 (Battou) was produced by 羽生まゐご (Hanyuu Maigo).
羽生まゐご (Hanyuu Maigo) released 抜刀 (Battou) on Mon Dec 13 2021.