あなたはわたしを知らないの
レンズの向こう側
微笑んだ横顔
切り取った 淡い淡い思い出
はじけるサイダーの
甘い舌ざわりは
初恋のはかなさに似てた
叶うなら手を伸ばしたいの
(気づかないで)
溶けるアイスのようなこころで
伝えたら壊れてしまうわ
(お願い逃げて)
横切るあの子の手 届かない
春風 吹きあれて
わたしの思いも、そう
とめどなく、とりとめもなくて
満ち欠け 月の影
時は過ぎて
わたし ひとつずつ言葉を失うの
回る回る回る月日がなんて綺麗
欲張りな夢なら 忘れて
たとえばいつかの明け方に 運命のように
あなたとふたり 恋に落ちたら
たとえばいつかの朝
あなたが恋に落ちて
たとえばいつかの朝
わたしに恋に落ちて
たとえばいつかの朝
あなたが恋に落ちて
たとえばいつかの朝
わたしに恋に落ちて