恋色監獄 (Love-Colored Prison)

[OSTER Project「恋色監獄 (ft. 初音ミク)」歌詞]

[Verse 1]
ずっとあなたを見ていたよ
ふと拐われていった過去も
ちょっと俯き加減の今も
目を見ればすぐに分かっちゃうんだもん

[Verse 2]
ねえ手垢にまみれてる
そんな燻んだ日常とか
全部 投げて 逃げ出すヒミツの計画
夜の闇に溶かして進行中

[Pre-Chorus]
バレないように トンネル掘った
溢れた砂はゴミ箱 捨てた
漏れる声 小指で噛んで
ちょっと危うい高揚感

[Chorus]
連れ出したい あなたを
縛り付ける枷を蹴散らして
素足のままでいいからさ
はやく一緒に来て
遠くまで

[Verse 3]
空 眩しいよって言ったね
空気 美味しいよって笑ったね
やっと手にしたまばゆい幸福
噛み締めてもう失くしたくない

[Pre-Chorus]
日がな一日 トンネル掘った
腰が抜けそうなほど熱心なんです
ありふれたラブシーンじゃ
貪るキスの味は変わった？

[Chorus]
閉じ込めて あたしを
この幸せを檻の中で二人
抱き合った爪の跡もこのままで
積み重なる日々から
綻び 解れる音 耳塞いだって
どうしてそんな顔で
あの子を見つめてるの？

[Bridge]
積み重なった「特別」は
日常に成り下がって 恋は錆びついた
燻んでいくのについてけない
あたしはもう枷なんだね

[Pre-Chorus]
あの日傷つけた痛みが
現在[いま]のあたしに跳ね返って
うまく息が出来ないよ

[Chorus]
閉じ込めたい あなたを
連れ去らないでなんて あたしじゃ
言えないよ 唇噛みちぎっても
せめて泣き喚くくらい
許されたいよ 身勝手でも
溢れる砂の音
気付かないフリをして
見送る背に 投げかける
惨たらしく汚れた バイバイ