こうやって一人で重い荷物を持っているだけで 泣きそうになってしまう事も あなたは知らなかったでしょう 最後の歩道橋から見える街並みは あなたのような淀みのない正しさ あなたの隣で生きるにはどこか いつだって少し窮屈だった わたしのいないあなたの日常生活 ほんの少しだけ不便に気付いて 肩を落としてね