加藤和彦(1947 – 2009)
ザ・フォーク・クルセダーズの「帰って来たヨッパライ」でデビューし、若者の教祖的存在となる。その後、日本のロックバンドで世界進出を果たしたサディスティック・ミカ・バンドを経てソロ、作曲家、プロデューサーとして活躍する他、映画、舞台、歌舞伎など活動の場は多岐にわたる。また常に時代の一歩先を行くライフスタイルが、音楽だけに留まらない影響を与え続けている。晩年、「パッチギ」(2005年)をはじめとした映画音楽、木村カエラを加えたサディスティック・ミカ・バンドの再結成(2006年)など精力的に活動した。